家族のために ~生きている時にしかできないこと~

ある程度の財産をお持ちの方が、お亡くなりになると困った問題が起こる可能性が非常にあります。

それが、争族!(相続)です

その困った問題を回避する方法が、遺言書を書く(遺言を遺す)ことになるわけですが・・・

どんな人にも、言いづらいですよね~死については・・・

でも、それを伝えることによって、その方の死亡後、家族がもめなくて済む~ これが、家族の幸せにつながるのです。

遺言を遺される方も、ご自身が持っている財産をどのようにするかを決められるので、いいことだと思います。

 

その遺言書を作成するうえで一番大事なこと、それは遺言者本人の想いや考えを相続人に伝わることだと思います。

遺言書の本文には、法定された遺言事項(いわゆる財産の分け方など)しか書くことができませんが、これ以外に「付言事項」というものを、付け加えて書くことできることをご存知でしょうか。

この「付言事項」が争族を回避する上でとても重要ですから、これから遺言書を書こう(遺言を遺そう)と考えているならば、是非、書くことをお勧めいたします!

付言事項とは、法的効力を持たないもので、必須の記載事項でもありませんが、遺言者の気持ちや想いを残された相続人に伝える方法として、とても役立ちます

付言事項に書かれる内容としては、主に「感謝の言葉・気持ち」「財産の分けかたの理由」「遺留分について」の3つです。

最も多いのが、家族への感謝の言葉で、「今までありがとう。」「仲良くね。」「お母さんをよろしく」「ペットのジョンをお願いね」や葬儀やお墓の希望という感謝の言葉・気持ちや想いです。

そして次に多いのが、財産の分けかたの理由です。どうしてこのような分けかたをしたのかを残された家族・兄弟に理解を求め、争いを起こさないようにしてほしいという願いを伝えます。

先祖代々の土地を守りたい場合などは、その後に起こる(妻や子)の相続についても、言及していいかもしれません。

遺言は、亡くなる前にしかできない!家族に対する贈り物だと思って、書くことを是非、考えてくださいね~。

 

※法令等は随時変わる可能性がありますので、実務に生かされる際には最寄の税務署か税理士への確認を忘れずにしてください。

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